ラッツエンベルガー醸造所は、ミッテルライン地方の葡萄栽培の中心地であるバッハラッハ村に位置し、リースリングを得意とする生産者。
畑は10haにも満たないのですが、徹底的に収量を規制し、ミネラル分に富んだ味わいのワインを造り出しています。
シュティーガー村のザンクト・ヨースト畑は、標高が高く冷涼な気候、粘板岩質の土壌なので、質の高いリースリングの栽培には最適です。
このワインは、白い花や青リンゴの香り。
口に含むとほんのりとした甘味を感じますが、伸びのよい酸と豊富なミネラルでさっぱりとしたのど越しです。
和食にぴったりのゴクゴク飲めるワインです。
ピチピチ、イキイキとした酸で食欲が進みます。
■Information ●生産国 ドイツ ●地域 ミッテルライン(Mittelrhein)地域 / ローレライ(Loreley)地区、バッハラッハ(Bacharach) ●ブドウ品種 リースリング100% ●タイプ 白・やや辛口・ミディアムボディ アルコール10.1%、残糖15.3g/l、酸度9.2g/l ●内容量 750ml ●保存方法 直射日光、振動を避けて、18℃以下の場所で保管してください。
●備考 ●輸入元 ヘレンベルガーホーフ 【ワイン通販】 【通販ワイン】 【バハラッハー 】 【Donguriano Wine】 【ドングリアーノ ワイン】【】Weingut Ratzenbergerラッツェンベルガー醸造所 ライン河左岸のバハラッハで1956年に創業された個人生産者です。
ミッテルラインのVDPの代表を務める2代目のヨハンが栽培を、息子のヨハンJr.が醸造を担当しています。
ケラーの背後に広がる延べ9haの畑には、リースリングが75%を占め、残りがシュペートブルグンダーとグラウブルグンダー、極少量のリヴァーナーが栽培されています。
地下セラーには、1200リットルの木樽と3000リットルの四角形のステンレスタンクが並んでいます。
スティーガー・ザンクト・ヨーストの畑は、ワイナリーのすぐ裏に位置し、大きな石がごろごろして土壌が柔らかく、土中の風通しが良い為、花の香りに富んだフルーティーなワインになるそうです。
「この地域のワインは酸が強く、酸っぱいと感じるようなワインになりやすい。
しかし、収量を抑え、酵母と接する時間を長く取ることで、ドライかつ果実味のアロマ豊かなワインを造ることが出来る。
酸の丸みを出す為のマロラクティック発酵も一切しないし必要がない。
」 また、「ゼクトや赤ワインには培養酵母を使うが、白ワインは天然酵母で発酵している。
天然酵母はこの地域の気候条件に合っているので、発酵のスタートにも問題がない。
加えてph値が低い(酸度が高い)ので、マロラクティック発酵を起こすバクテリアが育ちにくい」ともヨハンJr.は語っています。
ワインは最低10年は熟成するし、8〜9年たてばリースリングのアロマは枯れた風味に変わってくると言います。
この20年あまりでスティーグで最も名の知られた生産者となり、また所有する畑を増やした数少ない生産者でもあります。
かつて彼のリースリングは、きりっとした辛口となっていましたが、現在は上品で洗練された貴腐の付いた遅摘みのワインも造られるようになりました。
17年前ひたすら伝統的なスタイルのワインを造っていた2代目ヨハンから、3代目の息子ヨハンJr.に数年前引き継がれ、ラッツェンベルガー家のワインは一新されました。
今やミッテルラインのトップ生産者として評価されています。
世界遺産にもなっている中部ラインの中ほどに位置するバッハラッハ村にある家族経営のこの醸造所はリースリング種を使った白ワインを最も得意としています。
現在ドイツの高級レストランはもとより、北欧、アメリカの有名なレストランでも楽しまれている彼らのワインは、土地のポテンシャルを最大限に発揮できるように収量規制を徹底的に行なった結果、他の醸造所に見られないミネラル感たっぷりの味わいになっています。
ドイツ国内のオンラインショップPLUSにおいて、2003年度最優秀醸造家に選ばれています。
漫画『神の雫』で、またまた、気になるワインの登場です! あの遠峰一青が、『お…おぉ…』と、お決まりコメントを発して感動した、ドイツの極上スパークリングです! 【話のあらずじ】 合併話の進む二社の幹部顔合わせの席で、大事なスタートとなる、乾杯のスパークリング選びを任された、主人公《雫》の所属する、太陽ビールのワイン事業部。
前回、シャンパンをはじめとする、100本ものスパークリングを試飲しつつも、そのイメージに重なる1本は見つけられずじまいでした。
そしてそんな当日、彼らが用意したものはなんだったのでしょうか?なんと、ドイツのリースリングから造られる、ゼクトでした!シャンパンでないことに、不服な表情を見せる幹部たち。
一瞬、この選択は、間違っていたかに思えました。
が、そこで、一人の男の感嘆の声が… そう、世界的テイスターとして、圧倒的実力を誇る、主人公《雫》のライバルである《遠峰一青》が、そのゼクトの素晴らしさに、酔いしれていたのです! 『私はこの素晴らしいリースリングのスパークリングが、遥かなる未来かもしれませんがマイナーなワイン産地の名をフランスにおけるシャンパーニュのように高めてくれる可能性さえあると思っています。
』 幹部たちも、その様子に『もう一杯くれ』と、大興奮! (『週刊モーニング2010年4月29日号』掲載『神の雫』コラムより抜粋) そんな彼らが選んだのが、ドイツのマイナーな産地、ミッテルラインという場所で造られる、知る人ぞ知る、極上のスパークリングだったのです。
栽培面積: 13.8ha 年間生産量: 100,000本 土 壌: デボン紀の風化した粘板岩 作付品種: リースリング 75%、シュペートブルグンダー 15% 他 平均収量: 58hl/ha